走る意味―命を救うランニング (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2010年2月18日発売)
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感想 : 39

三葛館新書 782.3||KI

マラソンのカリスマコーチである金哲彦さんの自伝。
在日として生まれて、幼少のころから走ることに目覚め、長距離選手として走ってきた中での大切な師や仲間との出会いと別れ、オリンピックという夢を抱いて懸命に頑張ったが夢破れてしまったことやガンの発病など、さまざまな試練や苦難を乗り越えてきた著者の姿から、いつどんな時もまっすぐ生きる姿やすさまじい精神力を感じられます。
さまざまな葛藤を乗り越え、改めて走る意味を見出した著者。走ることは気力や本能を呼び戻し、生きることに直結することといいます。みなさんも本書を読んで、走ってみることで楽しさや「生きている」実感を湧かせてみませんか。
                              (かき)

和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=58907

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 第62回展示図書「Enjoy Sports!」
感想投稿日 : 2015年6月30日
本棚登録日 : 2015年6月29日

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