データ収集・分析入門―社会を効果的に読み解く技法 (アカデミック・スキルズ)

  • 慶應義塾大学出版会 (2013年6月22日発売)
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三葛館一般 361.9||NI

量的研究、質的研究両方に必要なデータ収集と分析について平易な文書でまとめられています。データの定義や分類などの基本を押さえ、調査の準備や実施、分析の実際の作業を、それぞれ具体的な研究例を示して解説しています。
学部生向けの内容ではありますが、大学院に入学したばかりの院生のみなさまにも、研究生活がはじまるこの時期に一読をおススメします。

目次----------------------------------
はじめに
第1章 データ分析とはどういうことか
 1.データとは何か
 2.データ分析の定義とデータ分析を行う者の心得
 3.データ分析の最低限の用意
第2章 データの種類について
 1.「定量データ」と「定性データ」への大別
 2.定量データの分類
 3.定性データの分類
第3章 データ分析を伴う研究の流れとポイント
 1.研究テーマの絞り込みと社会調査の計画
 2.社会調査の準備
 3.社会調査の実行
 4.社会調査で得られたデータの分析・公開・社会への還元
 5.まとめ
第4章 研究例(定量編)
 1.はじめに
 2.用語確認
 3.平均値の差の検定
 4.クロス集計表
 5.回帰分析
 6.主成分分析と因子分析
第5章 研究例(定性編)
 1.調査の実例:世界初の電動大型フルフラットバスを運転したドライバーへの個別インタビュー
 2.具体的な研究活動例:日本語の日常会話のコーパス作成
 会話参加者シート
 会話録音(録画)情報シート
附録
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(もも)

和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=80183

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 今週の新着図書ピックアップ!
感想投稿日 : 2015年4月7日
本棚登録日 : 2015年4月7日

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