徹底的に思索する、執拗に作品を読む、そういう小林秀雄の姿が見える。
「ラスコオリニコフは、自分の行動が確然たる自分の思考の結果である事をはっきりと知っている一方、自分が行動に引摺られる単なる弱虫である事もはっきり知っている。」(p35「罪と罰についてⅠ」)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学(日本文学)
- 感想投稿日 : 2023年1月16日
- 読了日 : 2022年12月23日
- 本棚登録日 : 2022年12月23日
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