穏やかで、温かい物語でした。祖父から父、子、孫へ・・・受け継がれていく食堂の物語。とはいえ、それぞれの登場人物のその時々の生活が中心で食堂そのものの事はそこまで詳細には触れられていませんでした。淡い恋心から始まり、回りの後押しがあり、そして今を築き未来へつなげていく。それは血の繋がりの有る無しに関わらず、もてる全てを七海に伝えようとした先生も同じでした。全ての終わりは感謝で締める。それが日々実践できれば世の中はもっと穏やかであるだろうに。少し切ないです。続きも一気に読もうと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
単行本
- 感想投稿日 : 2015年3月28日
- 読了日 : 2015年3月28日
- 本棚登録日 : 2015年3月28日
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