ダーリンは外国人: 外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002年12月1日発売)
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感想 : 590件
前からよくマンガを目にすることがあったり、JRの車両内で流れていたりして、馴染みがあった作品。
本になったものを読んでみました。
JR動画では、子育ての話がメインになっていますが、これはまだ2人の結婚前の話。
映画は、親の反対にあったりして、もっとドラマチックな脚本になっているようですが、原作は、アメリカンドラマのようなラブラブっぷりは皆無でした。
なれそめなどは申し訳程度にしか書かれておらず、外国人と暮らした時の不思議な点を紹介している本です。
「ぶん殴る」の「ぶん」の意味など、日本語の細かい分析などは、母国語の私達にはよくわかりませんが、外国人には不思議に思えるものなんですね。
外の目から日本を客観視するおもしろさがあります。
クレーム社会のアメリカ人らしく、きちんと自分の意見を主張するところなどは、やはり日本人とは違うなと思います。
あとは、ジョークのツボが、どうしたって外国人とは違うなあと思うことしきり。
日本人にはシュールでブラックすぎる話も、外国人はおなかを抱えて爆笑したりするものですね。
結構、あるあるな話が多かったのですが、外国人と漫画家というカップルだと、なかなか家を貸してもらえないなど、日本社会はまだ閉鎖的なんだなと思う話もありました。
かわいい絵で、テンションも高すぎず、ほどよく冷静でほどよくおもしろい、読みやすい本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・対談
- 感想投稿日 : 2010年9月10日
- 読了日 : 2010年9月10日
- 本棚登録日 : 2010年9月10日
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