実際に起こった殺人を狂人達が推理し合う、それだけなら短編集になってしまうようだがその裏に・・・
ゲーム感覚で殺人を行う方々だけあって非常に癖が強い、度を越えた厭世的、享楽的な登場人物の言動に不快感を示す人は多いかもしれない。歌野氏の作品はあまり人には薦められないかな。
一方、その特異な舞台と語られるトリックはなかなか出会えない大胆さを持ち、読んで然るべきといった感じです。
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- 感想投稿日 : 2023年6月4日
- 読了日 : 2018年5月3日
- 本棚登録日 : 2022年12月25日
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