戦争の非情さと、いや応なく戦争に巻き込まれた人の強さを感じる一冊。
一匹のオオカミとともになんとか生き抜こうとする少年の姿と、そのオオカミとの絆に心打たれ、ちょっとウルっとしました。
著者マイケル・モーパーゴは戦争に関する作品を多く書いているけど、どれも戦いそのものではなく、戦争に巻き込まれた人にスポットを当てています。
ふるさとや家、ときには大事な人を亡くして、それでも生き抜こうとする姿が描かれているので、グッとくることが多いなと感じます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー・児童書
- 感想投稿日 : 2024年2月20日
- 読了日 : 2024年1月14日
- 本棚登録日 : 2024年1月14日
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