探偵として追う立場の「ぼく」も自身の地図を失効してしまう。“閉じた無限”、“薄っぺらな猫”など寓話的な表現も多い。読んでいるうちに霧のような不安につつまれてしまった。都会もまた砂漠のようなものかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2024年3月28日
- 読了日 : 2024年3月28日
- 本棚登録日 : 2024年3月28日
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