社会選択理論の専門家が、単純な多数決にかわる「決め方」を解説する。
・「政治家を選ぶこと」は、「政策を選ぶこと」ではない
→有権者は個々の政策をすべて反映できる政治家を選べない
・選択肢が3つ以上になると、「票割れ」が起きて多数決が機能しなくなる
・「決め方」で結果が違ってくるのだから、「決め方」決定的に重要だ
・「ボルダルール」(1位に3点、2位に2点…といった投票方式)では、「広く支持される人」が選ばれる
・多数決は「どうでもいいこと」を決めるのに向いている
・「ランダム独裁制」(じゃんけんで買ったやつの言うことを皆がきく)は悪くない決め方だ。「誰にとっても正直に自分の意志を表明するのが常に特になるやり方
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2016年11月23日
- 読了日 : 2016年11月23日
- 本棚登録日 : 2016年11月23日
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