横溝先生の後期の名作ではないでしょうか。
「悪霊島」題名からして読む前から期待しておりました。
横溝先生の作品の舞台の島の名前は「八つ墓村」とか不吉なものが多いですね。
上巻では事の背景や説明がなされています。
印象に残ったのはプロローグです。
とても素晴らしくて魅力的なオープニングです。
このオープニングの謎が終始、気になりながらも物語は進められていきます。
この魅力的な謎があるからこそ前半の長い説明も耐えられるというものです。
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- 感想投稿日 : 2009年7月28日
- 読了日 : 2009年7月7日
- 本棚登録日 : 2009年7月7日
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