短編小説より長編が好きだが、これはいい。どんでん返しの連続で、一気読みした。さすがディーヴァー、裏切らない。いや、むしろ常に裏切ってくれる16連発だ。個人的には、「通勤列車」がやられた感がいちばんでした。それから初出の「ローカルの原理」の安定感。今年はライム物が発売されないみたいなので-キャサリン物が今秋発売らしい-これを読めただけでも満足できました。
ただ、次の1話を読むごとに前の話を忘れてしまうのが難でその分だけマイナスかな。むろん、読み手である自分にも問題があるとも思えるのですが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ジェフリー・ディーヴァー
- 感想投稿日 : 2013年8月23日
- 読了日 : 2013年8月23日
- 本棚登録日 : 2013年8月11日
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