誰もが知っている超有名作品。ですが、あらすじは知っていてもしっかり読んだのはこれが初めてでした。
なるほど、今ほど装置が充実していない時代の舞台というのは状況をセリフで説明しながら演技を進めていかなくてはならなかったのか。
これより前にも元ネタがあり、それをシェイクスピアがまとめあげ、そしてこれを元ネタにして後に出来たモノもあるというから面白い。
詩的な比喩と誇張とジョークも盛り沢山だが不快さは無く美しささえ覚える。
出来事としては決して多くはないけど説明で文量が膨らみ読み応えアリ、そして数日間に絞った事で間延びさせない勢いアリ。唯一、やはりこういう古典モノは注をめくりながら読むのが楽しみであり厄介でもありますね(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外の小説・文学
- 感想投稿日 : 2016年6月30日
- 読了日 : 2016年6月30日
- 本棚登録日 : 2016年6月30日
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