>「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。
強者のゆがんだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
小学校中学年~
考えさせられる絵本だと思いました。
兵隊がいる必要がないほど平和で人々が穏やかな国が結局「世界でいちばんつよい国」なのかもしれません。
征服したと思っている大統領ですが、知らず知らず小さな国の文化に染まってしまっていたのがおかしい。
見返しの最初は戦争のイメージだったのが、最後は明るい空だったのもよかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本(小学生頃~大人)
- 感想投稿日 : 2016年11月19日
- 読了日 : 2016年11月19日
- 本棚登録日 : 2016年11月19日
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