陸路でタイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマーの国境を越える旅の記録です。
著者も書いているように、島国に住んでいる日本人にとって「国境」というのはなかなかピンとこないものです。まして飛行機で安く旅行できるようになった今、わざわざ国境を歩いて越えようとする外国人はかなり珍しい存在のようでした。
それにしても旅行作家というのはかなり過酷です。こんなきつそうな旅行は自分には絶対できないので、この本を読むことができてとてもよかったです。
著者の旅行記を何年にも渡って読んでいますが、いよいよ年齢的に過酷な旅がつらくなってきたという記述が何度か出てきました。私は著者と違って楽な旅しかしていないけれど、それでも行きたいところには早めに行っておこうと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月6日
- 読了日 : 2016年1月6日
- 本棚登録日 : 2016年1月6日
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