luminさんの感想・レビュー

猛禽の宴: 続・Cの福音 (宝島社文庫)

著者 : 楡周平

• 宝島社 (1999年8月1日発売)

「Cの福音」そして6部作の最終編である「朝倉恭介 Cの福音完結編」と読み進み、本著に戻ってきました。
先の2作ではまったくといっていいほど魅力が感じられなかった主人公が、感情を持ち、生き生きと描かれています。　はじめて、ちょっと「カッコイイ」と思えました。
女性の割にはハードボイルド好きなほうだとおもいますが、残虐な拷問、殺害シーンにはちょっと辟易でした・・・しばらく、ひき肉が食べられなくなりそうです・・・

感想投稿日 : 2010年6月18日

読了日 : 2010年6月18日

本棚登録日 : 2010年6月13日