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『30世紀、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶をソフトウェア化して、コンピュータ内の仮想現実都市で暮らしていた。《コニシ》ポリスでソフトウェアから生まれた孤児ヤチマの驚くべき冒険譚をはじめ、人類を襲う未曾有の危機、人類の企てた壮大な宇宙進出計画《ディアスポラ》などを描く、究極のハードSF』(「Hayakawa Online」サイトより▽)
https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/11531.html
冒頭
『ヤチマは、ポリスをとりまくドップラー偏移した星々を見渡した。天空を横切る凍りついた同心状の色の波を、膨張から収束へとたどる。自分たちが追っている相手とついに出会ったとき、どう自己紹介すればいいのだろうと思いながら。』
原書名:『Diaspora』
著者:グレッグ・イーガン (Greg Egan)
訳者:山岸 真
出版社 : 早川書房
文庫 : 519ページ
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2021年12月29日
- 本棚登録日 : 2021年12月29日
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