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内容(「BOOK」データベースより)
『ある中高一貫の進学校で生徒が教師を射殺して自殺した。事件の再発防止と生徒の動揺を抑えるため招聘された心の専門家・比留間。彼は教師と生徒の個を失わせることで校内に平穏をもたらす。だがその比留間の奥には、かつて眠らされた邪心が存在し…。『嫌われ松子の一生』の著者が“心の救済”の意義とそこに隠された危険性を問う衝撃作。』
冒頭
『「あの子の心を、治してください」
その女性が、膝で両拳を握った。
三十八歳という年の割に、肌はきれいだった。プロポーションも悪くない。顎にも贅肉がなく、すっきりしている。
「わたし、もう、怖くて…」』
『聖者は海に還る』
著者:山田 宗樹(やまだ むねき)
出版社 : 幻冬舎
文庫 : 469ページ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2021年10月19日
- 読了日 : 2021年10月19日
- 本棚登録日 : 2021年10月19日
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