いやーこの本、書かれたのは50年前ですか。今では江戸絵画の主流とも言える岩佐さんや若冲さん蕭白さんが非主流だったという時代に書かれた本です。しかし50年前まで江戸絵画を狩野派から見ていたのって、官(狩野派)と民(京都画壇)の対立のようですな。
それはともかく、この本が出てからの狩野派以外に対する再評価は目覚ましく、再評価後の時代に美術好きになれて得したと思いますわ。
そんな再評価後の今であっても、この本は古びた感じがしないのですから、すごいもんです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
7芸術・美術
- 感想投稿日 : 2021年5月5日
- 読了日 : 2021年4月29日
- 本棚登録日 : 2021年4月5日
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