ビブリア古書堂の事件手帖(5) (カドカワコミックス・エース) (角川コミックス・エース 403-5)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年3月24日発売)
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本棚登録 : 286
感想 : 14
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※4~5巻までの感想をまとめてこちらに。

まずは4巻、栞子さんの大切な『晩年』をめぐる事件の解決編!
この一件に隠された真相たちには、いやはや、これまでにないほど驚かされたよ(゚艸゚;)”

犯人、大輔の勘違いでしたッ☆とかいうパターンで終わると思ってたのに…結局そのまんまだったわ。
しかも本名・田中敏雄て…奇縁というか何というか、複雑だー!!(>д<)
田中敏雄も(大輔とは違う理由でだけど)本が読めない子どもだったというし、同じ孫同士、生い立ちに通じるトコがあったのね。
本来はもっと別の形で出会うべきだったか、むしろ会うべきじゃない相手だったのか…。
でも大輔はいつか祖父に会ってみたかったろうし…本意でない形の出会いだったにせよ、少なくとも何かしら意味はあったんだと思いたいなぁ、せめて。

それにしても、ここまで危ないやり方を選んだ栞子さんの気持ちが理解できない~(-_-;)
本当に本が好きなら、たとえ復刻版でも本燃やすなんてしないよ、普通。
そういう感覚で言えば、私は栞子さんとも大庭とも違うタイプの本好き、だなv

次の『時計仕掛けのオレンジ』の件では、小菅さんの妹・結衣さんが初登場。
まぁ栞子さんの態度で、大体どんな結末か想像つくわね(^v^)ゞ

5巻は、まるっと大輔の元カノ・高坂晶穂さんの話。
当初ドロドロした話か、はたまた誰かの重い秘密とかか…と思いきや、久々にほっこりする話でしたなぁ(´∀`*)

ところで、栞子さん母・智恵子さんは何で失踪しちゃったのかねぇ?
10年前というと、栞子さんも妹・文香ちゃんもまだ幼かったろうに…。

まだまだ謎の多い作品ね~♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画 / コミカライズ
感想投稿日 : 2014年4月12日
読了日 : 2014年4月7日
本棚登録日 : 2014年2月8日

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