ビブリア古書堂の事件手帖(5) (カドカワコミックス・エース) (角川コミックス・エース 403-5)
- KADOKAWA (2014年3月24日発売)
※4~5巻までの感想をまとめてこちらに。
まずは4巻、栞子さんの大切な『晩年』をめぐる事件の解決編!
この一件に隠された真相たちには、いやはや、これまでにないほど驚かされたよ(゚艸゚;)”
犯人、大輔の勘違いでしたッ☆とかいうパターンで終わると思ってたのに…結局そのまんまだったわ。
しかも本名・田中敏雄て…奇縁というか何というか、複雑だー!!(>д<)
田中敏雄も(大輔とは違う理由でだけど)本が読めない子どもだったというし、同じ孫同士、生い立ちに通じるトコがあったのね。
本来はもっと別の形で出会うべきだったか、むしろ会うべきじゃない相手だったのか…。
でも大輔はいつか祖父に会ってみたかったろうし…本意でない形の出会いだったにせよ、少なくとも何かしら意味はあったんだと思いたいなぁ、せめて。
それにしても、ここまで危ないやり方を選んだ栞子さんの気持ちが理解できない~(-_-;)
本当に本が好きなら、たとえ復刻版でも本燃やすなんてしないよ、普通。
そういう感覚で言えば、私は栞子さんとも大庭とも違うタイプの本好き、だなv
次の『時計仕掛けのオレンジ』の件では、小菅さんの妹・結衣さんが初登場。
まぁ栞子さんの態度で、大体どんな結末か想像つくわね(^v^)ゞ
5巻は、まるっと大輔の元カノ・高坂晶穂さんの話。
当初ドロドロした話か、はたまた誰かの重い秘密とかか…と思いきや、久々にほっこりする話でしたなぁ(´∀`*)
ところで、栞子さん母・智恵子さんは何で失踪しちゃったのかねぇ?
10年前というと、栞子さんも妹・文香ちゃんもまだ幼かったろうに…。
まだまだ謎の多い作品ね~♪
- 感想投稿日 : 2014年4月12日
- 読了日 : 2014年4月7日
- 本棚登録日 : 2014年2月8日
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