『置かれた場所で咲きなさい』待望の第二弾、ということで購入。
本書のタイトルは、著者が教鞭を執る大学で学生たちと一緒に使っている合言葉なんだとか。
今回も心に刺さる言葉がたくさんあった!
とくに印象的だったのは、著者の体験から見出した〝「汝の敵を愛する」ことの意味〟のお話。(113頁~)
人を許すということは、本当に本当に本当に…難しい。
その時は許したつもりになっていても、その気持ちに追いつけない自分がいて、何かの拍子にその心の傷がひらいてしまうこともある。
そんな時は、「許したいけど許せない」という思いを抱えている自分をきちんと認めて、そんな自分を許すのだという。そして、せめて相手の不幸を願わないようにすることが(著者にとって)精一杯の「汝の敵を愛する」ということだ~と語っている。
それは口先だけ綺麗事を言って上辺を取り繕うことよりも、ずっと正直で素直な気持ちの置き方だなあと感じた。
許すということ…これはもう、永遠のテーマだなと私は思う。
ちゃんと考えて、いつか自分なりの答えが導き出せたらいいなと思っている*
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
実用 / 自己啓発・スキルアップ
- 感想投稿日 : 2017年4月7日
- 読了日 : 2017年4月3日
- 本棚登録日 : 2017年3月26日
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