小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエ。
彼女のの恋人で同居人のミケさんは
料理の達人にして名探偵。
どんなに難しい事件でも、ミケさんは
とびきりの料理を作りながら、
鮮やかに解決してみせてくれるのだ。
ユーモラスで、ちょっとビターなミステリ連作集。
一度読んだ事があると思うのですが
読了記録がないんだよなぁ…と首を傾げつつも
面白くてもう一度読んでしまいました。
座付き脚本家の小杉さんがちょっと鬱陶しいですが
彼がいないと話がどんどん重暗くなって
しまうから必要ですかね…
二つの物語の交錯の仕方と言い
構成の上手い面白い本だなぁ~と
しみじみ思います。
色んな味の色んな雰囲気の料理が次々出てくる
コース料理のような…ぜいたくさ。
そして特別収録された短編のしめが
サービス精神旺盛で良いですね。
本好きにオススメしたい通好みの本。
料理がどれもおいしそうでお腹が空きます。
正体不明のフリッター食べてみたい…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年12月21日
- 読了日 : 2018年12月17日
- 本棚登録日 : 2018年12月17日
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