この方の本をほとんど読んだことがなくて、先日読んだ『不安な録音器』だけで印象を決めてしまいたくなかったので、ネットで高評価だったものを借りて読んでみました。
『不安な録音器』よりも作品が粒ぞろいです。
ミステリというかSFというのか、読後にざわっとしたものが背中に残る感覚。
星新一の読後感とどこか似ている気がしました。
一番印象に残ったのは、冒頭の『子宝温泉』。人殺しの虫が、雪の中で胎内に帰っていく物語。阿刀田さんだなあ、と感嘆。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
阿刀田高
- 感想投稿日 : 2013年10月3日
- 読了日 : 2013年10月3日
- 本棚登録日 : 2013年9月28日
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