- 嘘つきなレディ 五月祭の求婚 (集英社文庫)
- 白川紺子
- 集英社 / 2023年5月19日発売
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- エリザベスの友達 (新潮文庫)
- 村田喜代子
- 新潮社 / 2021年8月30日発売
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- 終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ (ポプラ文庫ピュアフル し 3-2)
- 標野凪
- ポプラ社 / 2020年6月4日発売
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疲れた時には、温かくて美味しいご飯が食べたい。
疲れた時には人と話したくはないけれど、人の気配は恋しい。
仄かなオレンジ色の灯りの下で、静かに時間が流れるのを待ちたいときに読む本。
2023年3月17日
- ほどなく、お別れです (小学館文庫 な 38-1)
- 長月天音
- 小学館 / 2022年7月6日発売
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別れの方法は一つではなくて、想い続けることも忘れることもその一つ。
大切なのは別れから目を逸らすのではなくて、しがみつくことでもなくて別れを受け入れること。
手放さなければならなかったものがある方に、読んでいただきたい本。
2023年3月18日
- 残りものには、過去がある (新潮文庫)
- 中江有里
- 新潮社 / 2022年1月28日発売
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誰にでもその人だけの過去があり現在があり人生があるけれど、他人にはそれがわからない。
わからないのに想像するらすることもなく自分だけの常識で他人を見てしまう。
なんで私だけ、どうしてわかってくれないのと感じたときに、読みたい本。
2023年3月18日
- 歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)
- 近藤史恵
- 徳間書店 / 2022年3月9日発売
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劇場は建物も光も音も気配もすべてを含めて、それ自体が一つの物語を作り上げる。
虚構と現実が混在する不思議な空間。
日常をひとときでも忘れ去りたいときに、読みたい本。
2023年3月18日
自分は他人のことばかり気にしていて、他人ばかりを見ていて、自分のことはよく見えていないのだろう。
他人から言われて気がつくこと、言われなければ気がつかなかっただろうことがたくさんある。
人との関わりで心が疲れそうなときに、読みたい本。
2023年3月18日
甘い言葉には、美味しい話には、心地よすぎる空間には、秘密がある。
「今」から逃げたいと思って逃げても、その先に良いことが待っているとは限らない。
ここから逃げ出そうか、もう少しだけ踏ん張ろうかと迷っているときに、読みたい本。
2023年3月18日
- 夜がうたた寝してる間に
- 君嶋彼方
- KADOKAWA / 2022年8月26日発売
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平凡より特別がよくて、自分が特別だと思いたくて、主人公やヒーローに憧れてしまうけれど、特別であることが良いというのは本当だろうか。
誰かができることで自分にはできないことがあると落ち込んで羨ましくなり、誰かができるそれが良いものに思えるけれど、それは本当に良いものなのだろうか。
自分と向き合う勇気や覚悟が欲しいときに、読みたい本。
2023年3月18日
- タカラモノ (双葉文庫)
- 和田裕美
- 双葉社 / 2019年6月12日発売
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貰った情は、貰った相手に返すものなのか、それとも次へと送るものなのか。
返しても返さなくても貰いっぱなしでも、自分が一歩進むことができるのなら、それでも良いのだと思えた。
家族に会いに行く前に、もう一度読もう。
2023年3月18日
- 大人になったら、 (中公文庫 は 75-1)
- 畑野智美
- 中央公論新社 / 2022年1月20日発売
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人と人との関係には名前が付くことが多く、年齢を重ねれば重ねるほど、その名前の数は多く複雑になっていくように思える。
誰かと出逢うことは、世界が広がり密度が濃くなるということ。
出逢いの新鮮さを思い出したいときに、読みたい本。
2023年3月18日
- 虹にすわる (幻冬舎文庫 た 45-5)
- 瀧羽麻子
- 幻冬舎 / 2022年8月4日発売
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読んでいる間ずっと、海がきらきらと光っている情景が浮かんでいた。
陽の光が差しこんでいて、どこもかしこも明るい。
暗く沈みそうで元気をもらいたいときに、読みたい本。
2023年3月17日
- 大人になれない (幻冬舎文庫)
- まさきとしか
- 幻冬舎 / 2019年12月5日発売
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自分の心の中の大人像は、子どもの頃に見ていた「子どもから見たら大人に見えていた人たち」のことだと思うから、大人になるにはまだまだ時間がかかるものだと思い続けているような気がする。
同時に、大人になるにはまだまだ長い時間が必要なのだとも思い続けたいのだろう。
自分の中に大人を探して、もう大人なんだからと自分に言い聞かせることに疲れたときに、読みたい本。
2023年3月17日
- 会社を綴る人 (双葉文庫 あ 64-02)
- 朱野帰子
- 双葉社 / 2022年9月8日発売
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頑張っているのに日常が変わらないことを認めたくなくて、他人を見ている気分になりたくなる。
自分の仕事、自分の日常、自分の人生、自分中心のはずなのにどこか他人事。
日々懸命に仕事と向き合う自分のために、読みたい本。
2023年3月17日
- 銀座「四宝堂」文房具店 (小学館文庫 う 15-2)
- 上田健次
- 小学館 / 2022年10月6日発売
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この文具店に行ってみたくて、思わずスマホで検索した。
伝えられなかった想いも吐き出せるような気がして。
自分の中に中に閉じ込めている言葉にならない想いを伝えたいときに、読みたい本。
2023年3月12日
救う、抱きしめる、許す、叱る、諭す、慈しむ、貢ぐ、伝える、世話する、執着する、それこそ愛の形は星の数ほどあり、対象は幅広く、愛することに正解という答えはない。
恐らく、愛とは全ての人が欲して手に入れて手放して、それでも心を掴んで離さないものなのだろう。
愛することが苦しくなったとき、苦しみながらでも読み返したい本。
2023年3月18日
- 僕の姉ちゃん (幻冬舎文庫)
- 益田ミリ
- 幻冬舎 / 2018年2月7日発売
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映像を見てから原作を読むと、音や色彩を頭の中で一から構築する必要がなくなるという点においてラクだと感じることがある。
姉にとって一番ラクで居心地が良いのは弟との空間なのかもしれないと思えるステキな姉弟のまったり日常。
仕事で疲れ果てて誰もいない部屋に帰ってきたときに、読みたかった本。
2023年3月18日
- 土曜はカフェ・チボリで (創元推理文庫 M う 2-3)
- 内山純
- 東京創元社 / 2022年3月19日発売
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自分も客の一人になってカフェ・チボリの常連客たちと語り合いたくなる。
心にヒュッゲの時間があれば日常を頑張れる気がするから。
あとちょっと頑張るため背中を押して欲しいときに、読みたい本。
2023年3月18日
- おいしいごはんが食べられますように
- 高瀬隼子
- 講談社 / 2022年3月24日発売
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ウチのところの誰かが情報提供したのだろうかと思えるほどの既視感と親近感。
いるいるいるいるマジわかる共感しかないと思う反面、自分とは反対側にいる人と語り合ったら化学反応でも起こって何か変わることがあるのだろうかとも思う。
仕事でもんやりもんやりすることに遭遇したときに、読みたい本。
2023年3月18日