『半七捕物帳』の岡本綺堂(1872-1939)は,明治5年に東京芝高輪に生まれた.父は元御家人,母は武家奉公をした町娘.時代は明治から大正.東京の町の風景と庶民の日常生活,旅の先々で会った人々,自作の裏話──穏やかな人柄と豊かな知識を思わせる情感溢れる随筆集.著者は幸せな時代に生まれたようだ.
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- 感想投稿日 : 2013年9月16日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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