信玄の戦略: 組織、合戦、領国経営 (中公新書 1872)

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  • 中央公論新社 (2006年11月1日発売)
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武田信玄は、二十一歳の若さで甲斐国守護となった。北条・今川ら強力な諸大名に囲まれながら、信濃・駿河・遠江などを次々と手中に収めると、天下をめざして上洛の途につき、徳川家康を三方ケ原に敗走せしめる。信長をも震撼させたこの西上作戦を可能としたのは、領国における圧倒的な信玄の権力だった。家督相続後、たゆまず続けられた支配体制の刷新、同盟と交戦を巧みに使い分けての領国拡大--戦国の雄の手腕に迫る。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 未読
感想投稿日 : 2013年9月16日
本棚登録日 : 2012年6月11日

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