大長編ドラえもんの4作目・海底鬼岩城。
なんといってもこのお話はバギーに尽きる。
なんでも叶えてくれそうなドラえもんですが、悲しいかな資金繰りは火の車らしい。今回に限らず、いろんな所でお金に困っているというシーンがありますね。
のび太がすぐに「助けて助けて」言うからか。
ただ、苦しい懐事情で買ったバギーだからこそ、人間味あふれるキャラクターを持ちあわせていました。
偏屈で惚れっぽいけど、大切な人を守るために自らを犠牲にすることをためらわない。
映画やドラマにマンガ・小説と数多くの物語ある中で、自分が涙するのは、誰かの決意と覚悟。
その発露に涙します。
今思うと、海底鬼岩城のバギーが最初かもしれないなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月5日
- 読了日 : 2019年1月27日
- 本棚登録日 : 2019年1月27日
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