MOONLIGHT MILE: 地の終わり (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2001年5月30日発売)
3.85
  • (59)
  • (52)
  • (75)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 515
感想 : 39
4

知ってはいたけど読んでいなかった「MOONLIGHT MILE」です。宇宙開拓の物語ということでいいんだよね。
初刷が2001年か。同じジャンルだと思っている「プラネテス」が1999年で「第六大陸」が2004年。同時期に集まるのは、なんというかシンクロニシティなんでしょうか。

地球の資源問題を解決するための「ネクサス計画」。人類のフロンティアである宇宙開発の最前線で活躍する吾郎とロストマンの二人のバディもの、という印象で良いのか。物語や登場人物に関わる予備知識が何もない状態で読み進めていける、一気読みの贅沢感を味わおうと思います。

生き死にが交差する瞬間を味わいたいという欲求が強いのかなぁ、という吾郎とロストマンの二人。SEXの描写が多いのも、表現としてタブー視せずに生命活動の一つとしてなんでしょう。そこに快楽が付随してくるのも、生きているということを実感できるから、ということか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月8日
読了日 : 2024年1月7日
本棚登録日 : 2024年1月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする