惨劇のゴースロスから、脱出したラフィール&ジンが避難地として飛び出た先は、フェブダーシュ男爵の領地でした。
貴族・アーブという選民意識を、仰々しくどぎつく下品なまでに煌びやかにしたら、あの男爵になるんでしょうかね。
「タイタニア」と展開が似てますか。
体制が巨大になるにつれて、血流というものは滞っていく部分があるもの。その淀んだ一面を描くというわけですね。
「タイタニア」と違うのは、体制を構成する一であるラフィーナが、男爵への対抗馬であること。淀みとは違った意味での、異分子になるわけですね。
ジントとの出会い。男爵領での出来事。そして、これからの経験が、王女ラフィーナの人生に影響を与えていくわけです。
ん?可愛い子に旅をさせているのかな。
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- 感想投稿日 : 2014年9月17日
- 読了日 : 2014年9月17日
- 本棚登録日 : 2014年5月18日
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