心にとうぶん残りそうなお話し。
「毒」というだけあって、
青酸カリや土壌汚染の話しも絡んでるけど、
1番伝えたかった事は人の内にある「毒」。
この「毒」が1番恐ろしい。あらゆる事を起こしてしまうから。
誰でも人は他人と自分を比較して生きていく生き物だけど、
それを自分で解釈して理解して生きていかないといけない。
自分ばかりツライ思いをして、なんであの人ばっかり幸せなんだ!
って思う人は多いと思うけど、
そう見える人にだって、悲しい思いは沢山ある。
人は誰でも何かに「怒っている」。
それをぶつけるか、ぶつけないか。
他人を傷つけて言い訳が無い。
傷つければ傷つけるほど、自分が苦しくなるのに。
優しいだけじゃ生きていけない世の中が悲しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年5月13日
- 読了日 : 2007年9月27日
- 本棚登録日 : 2013年5月13日
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