よくあるタイプの「神奈川県警」vs「警視庁」、警察組織の中の足の引っ張り合い、メディアの功罪、事件解決に向けた刑事たちの秘めた執念、となかなかの盛り沢山なドラマ。少しばかり「出来過ぎ」な部分はあったけれど、特に後半はページを繰る手が止まらず一気に読み終えました。
とある対決の場面で、主人公が、自分の判断や言動はすべて事件解決をするためだと主張するくだりが。いろんな人がいろんな思惑を持って動く中で、物事の根っこをしっかり理解し、それを軸に据えて行動しようとする人の説得力は強いなぁと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月8日
- 読了日 : 2023年1月22日
- 本棚登録日 : 2023年1月22日
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