幼い頃にテレビで見た「女王蜂」のストーリーを思い出したくて文庫を手に取りました。
募る想いと魅入られる人生の窮屈さを感じた一作。
トリックよりも動機や人間関係の方に味があり、感情や行動、台詞におもしろさがありました。
文体の視点が映画的で、一人称がなくナレーターがいるタイプ。特別な感情移入する事なく、観客でいることができる作風です。
やはり私は美少女が好きなので、次は「夜歩く」を読む予定です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月3日
- 読了日 : 2024年1月3日
- 本棚登録日 : 2023年12月27日
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