相変わらずの心地よい森博嗣節だった。
「人を殺すことってなんでいけない事なの?」
「どんな理由があったらいいの?」
純粋な世界への疑問が突き刺さってきた一作だった。
このミステリはトリックであるhowを楽しむのではなく、whyとwhoを楽しむミステリだと思う。
(もちろんトリックもしっかりしている)
プロローグからすでに伏線は始まっている。
これからのシリーズが楽しみになった。
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- 感想投稿日 : 2024年4月4日
- 読了日 : 2024年4月4日
- 本棚登録日 : 2024年3月8日
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