轢き逃げにより娘を、そして家族を失った男性と、DV男から逃げ出せない女性のお話。
春夏さんが亡くなってからの、平田さん一家の崩れようが悲しすぎて見ていられなくなりそうに何度もなりつつ読みきりました。
切なく哀しい。
最後にどきっとする結末が待っているのは歌野さんの得意とするところですが、今回の結末は本当に良かった。
救いようなく哀しいのに、読後感は一番良かった。
こういう、正しくないけど、幸せ(?)な結末、なかなかないと思います。
賛否両論あるのかもしれないけど、私は好き。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月14日
- 読了日 : 2015年7月14日
- 本棚登録日 : 2015年7月14日
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