ペアプログラミングの方法や具体的な利点欠点を紹介している。
ペアプログラミングは誰にでも合うものでは無い。
しかし、多くの人にとって、プログラミングがより楽しいものとなる可能性がある。
また、より良いコードを短い期間で書けるようになる手段でもある。
だからこそ、本書のような具体的な事例を含めて書かれている本は非常に重要だ。
ペア同士の特性から気をつけるべきことや、組織に導入する時のうまいやり方、やってはいけないやり方などが紹介されている。
人とあまり関わらずに一人で集中して進めたい、というのはプログラマには珍しくない要求だと思う。
そのため、反発もある。
本書の事例では、ある会社のプログラマが全員やめたらしい。
また、常にレビューしているのと同様の効果があるので高品質なコードが書ける、ということもある。
しかし、コードに自信が無い人にとっては地獄だろう。
(理想とされるペアプロには無いが)毎日コードを書く度に指摘、怒られたりしたら仕事そのものへのやる気がなくなる。
このようなケースに対して、どう対応していくか?
本書ではそのヒントが書かれている。
これからペアプログラミングを本気で導入したいと思うのならば読んでおくべき一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
開発
- 感想投稿日 : 2011年7月23日
- 読了日 : 2011年7月23日
- 本棚登録日 : 2011年7月23日
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