とうへんぼくで、ばかったれ

著者 :
  • 新潮社 (2012年5月22日発売)
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本棚登録 : 333
感想 : 67
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「あがり」という言葉が浮かんだ。
すごろくなら、さいのろの出た目によっては駒が戻る場合がある。出目次第では振り出しに戻りもする。だが、それは盤上でのこと。実際、振り出しに戻るなんて無理だ。振り出しと同じ心持ちには、たぶん、なれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年1月27日
読了日 : 2021年1月27日
本棚登録日 : 2021年1月27日

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