「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~

著者 :
  • フォレスト出版 (2006年11月21日発売)
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感想 : 248
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はっきりいってカス本です。でたらめが多い。

まず、第1章の英語のペーパーバックを読みきる方法を叩き潰す。

え~と、「最初の2~3ページをちゃんと訳したら次からは、グングン加速」という内容。

受験生だから分かるが英文の文構造を把握できるようにし、かつ文意にあった訳ができるようにするには、数ヶ月はかかる。
それなのに、2~3ページを訳したから、次のページからというのは、おかしい。
次のページに知らない構文や単語があったら文構造はとれないし
、訳もしずらい。
だいたい、勘ってなんだよ。初めの内は、勘でわかりますがって
その時点で「英語が苦手なあなた」じゃないし。勘で読めるってことは、構造把握がスムーズにできてる人だろ。
設定が矛盾しているし、英語学習法は、薄っぺらいのに

断定口調だから自論の不完全さを反省する気もない。

よってここは、0点

最終章のフェイクなんちゃらも薄っぺらい。

対話形式のやりとりなので最初は、おもしろそうだと思ったが

読み終わっても何ものこらないので正直焦った。
前章でもったいぶるから、何かすごいものがあると期待させられたので、自分の読み間違いかと最初思ったがそんな事もなかった。
意味不明だったのでネットで質問しまくったら要は、「イメトレ」
「なんとなく上手い人の形から入れ」らしい。

この文からこの事が言いたかったのかよと思わせる内容だ。
だったら、フェイクとかじゃなくてそういえよ。
英語自慢をしたいのだろうが、フェイクって偽者って意味だろ。
偽者じゃなくて本物を目指している読者にその対義語をよませるのは、気分を害すだろ。実際俺も害した。
で、そのなんとなく形だけど、何そのウルトラマンごっこみたいなの。
上手い人から技を盗むのには、それはそれでスキルがいるし、レベル差がつく大切なところ。
その事を学ぶなら斎藤孝教授の本を読んだほうが詳しく、分かりやすく書いてるし、イメトレならそれ専門の本を読んだほうがいい。
っていうと「だから、私は当たり前のことをいったじゃないですか」とかいいそうだが、拍子抜けにも程がある。
幼稚園の先生みたいな臭いがしてきた。
また、本で登場する店主がいかにも売れてない雰囲気の店って
いっていたがどんな店やねん。
きたなシュランみたいに見た目が汚く、いかにも穴場っぽい外観だが、味がおいしい店もある。
てか、店はやっぱり味でしょ。見た目が良くても味がいまいちなら客は、行くのをやめるはず。
次に、「大繁盛の店主のように振舞えばいいんですね」と石井にのせられている店主がいたが、何だあれ。
また、振舞うだよ、店主ごっこしろだって、ふざけてる
そんなことする暇あったら、料理の味とか、店の立地とか他に
考慮するところがあるでしょ。
経営を学びなおすとか、あげ始めたらもっとまともな行動があるのに、売れてる店長ごっこだよ・・・呆れたものだ。

また、考えられる言い訳として、 斎藤孝の本を読みますというと「私のは、生きた話です。あなたは、自分が既にしっている話とおんなじという理由で私の話を聞かないんですね。権威に従う人間ですね。」
とか、いいそうだが、
別に斎藤孝の話が腐っているわけでないし、そもそも生きてるってなんだよ。クライアントと接した人の意見は、生きていて、
斎藤孝のような賢人が書いた意見は腐っているってそれは、ないでしょ。失礼極まりない。
しかも、その生きているというは、個人的な体験であるから
偏見まじった、非科学的なこんな本が生まれるんだよな。
結局、断言連発したり、きれいごとでしめていい人キャラを客に植え付けることで不安な人にすがらせようとしているだけ。
人の不安につけこんで金を巻き上げるとは、石井裕之、
客がお前の悪徳に気づき、お前の会社が倒産するときが早くくることを祈っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年7月23日
読了日 : 2010年7月23日
本棚登録日 : 2010年7月23日

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