徳川家康(21) (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社 (1988年3月1日発売)
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感想 : 20
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キリスト教の新旧やヨーロッパの国々の争いが、江戸時代の日本に持ち込まれていたとは、認識不足だった。年老いても、相手が若くても、きちんと学ぼうとする家康の姿勢は尊敬する。「全部聖人に作りかえてやろうと思うても、せいぜい何人かの義人しか作れぬもの…それを始めから投げてかかって何と致しまする。それでは教学に情熱ひとつ湧きますまい。情熱の伴わぬ教育などは、腐った魚と同様で、中毒こそすれ、何の栄養にもなりませぬ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月15日
読了日 : 2021年9月15日
本棚登録日 : 2021年8月26日

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