キリスト教の新旧やヨーロッパの国々の争いが、江戸時代の日本に持ち込まれていたとは、認識不足だった。年老いても、相手が若くても、きちんと学ぼうとする家康の姿勢は尊敬する。「全部聖人に作りかえてやろうと思うても、せいぜい何人かの義人しか作れぬもの…それを始めから投げてかかって何と致しまする。それでは教学に情熱ひとつ湧きますまい。情熱の伴わぬ教育などは、腐った魚と同様で、中毒こそすれ、何の栄養にもなりませぬ」
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- 感想投稿日 : 2021年9月15日
- 読了日 : 2021年9月15日
- 本棚登録日 : 2021年8月26日
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