姫川玲子シリーズとジウシリーズがコラボした小説が出版されてはや数年…
ジウシリーズ一欠片も読んだことないよ…でもどうせ読むならそっちの世界観も知っておきたい…ルージュノワール早く読みたい…でも先にジウシリーズ読まなきゃ…と思い続け…
この度、重い腰を上げてようやくジウシリーズを読み始めました…ふぅ…姫川主任のためだとはいえ、しんどいわ…と、思っていたのは1巻までで、2巻からめちゃめちゃ面白くなって一気読みしました。
特にミヤジの存在がじわじわと、闇の中から少しずつ輪郭がはっきりしてくるような構成がとても面白かったし、わくわくしました。
美咲の立ち位置や立ち回り方は、登場から最後まで意外性は特になく、安定感がありましたが、基子の変遷には少し驚きました。何だかんだと正義を貫くキャラクターなのだと思っていたら、まさかの闇落ち。
一見か弱い美咲と、一見逞しい基子ですが、突き詰めていけば脆くて弱いのは基子で、雑草魂のあるのが美咲だったんだなと思います。美咲はすごいよ、あんなに大変な事件の最中で、仕事の話してるときに東主任に恋愛モードバリバリだからね…
やっぱり私には姫川主任が至高だ…
このシリーズがこれからどう展開していくのか、すごく楽しみ、早くコラボシリーズに追いつきたい。
こんなに先を読むのが楽しみな読書は久しぶりです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2019年11月27日
- 読了日 : 2019年11月27日
- 本棚登録日 : 2019年9月22日
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