敬虔なキリスト教徒であった内村鑑三が、海外のキリスト教徒に向けて英語で著した本。
「道徳」という意味で著者の根底に流れている、ゆるぎない日本人としての魂と誇りが感じられます。
5人の人物が取り上げられているのですが、どの話も「なんて誇らしいんだ」という感情を持って紹介されているのが、泣きたくなるような想いです。
こんな気持ちで日本を語れる日本人は、現代にいるでしょうか。
日本に残された叡智から、学ぶべきだと感じました。
個人的には西郷隆盛と二宮尊徳が印象的でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典
- 感想投稿日 : 2011年12月2日
- 読了日 : 2011年11月28日
- 本棚登録日 : 2011年5月22日
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