あらすじ説明からしないと感想なりレビューは書きづらいかも。
南大東島に住む子供達は15歳になると島を離れなければならない。島には高校がない。
沖縄本島から360キロ離れている。台風の通り道になっているか、台風中継でしか名前を聞かない。私に取ってはあまり馴染はないけど同じ日本。少なくなくはない。
中学卒業後の進路の選択肢は、進学(専門学校も含めて)、就職と色々とあるかと思う。どの選択肢を選んでも島を出なければならない。島の子らにとっては、それは当たり前で当然の事なのかもしれない。私が15歳の頃だったら想像つかない環境かも、
新たな旅立ちに対して過去や思い出を捨てるのではなく、島に預けとく そんな感じがしました。
緩やかに優しい時間が流れていきます。本人にとっては早い時間なのかもしれません。
主演の三吉彩花が三線を弾きながら島唄を歌う。心に響きます。小林薫も無口で不器用ながら温かく子供を見守る姿も良いです。
子供達がフェリーで旅立つ。見送る島民の1人が「このうち何人が島に戻ってくるだろう。」という言葉が心に残りました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月15日
- 読了日 : 2015年9月12日
- 本棚登録日 : 2017年1月15日
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