ジョージ秋山のこの作品に関しては知りませんでしたが、それでもねジョージ秋山の漫画が原作となったということで観てみようと思いました。
彼の作品(漫画)を最後に見たのも、かなり昔になります。色々な作品を見ました。その中にはホノボノとしながら人間の業や醜さを強く感じたりしました。ゲスな人を本当にゲスに描くのが卓越している作家(漫画家)だと思います。
三輪ひとみは顔の痣が逆に綺麗さを感じます。体の色っぽさも引き立てている感じがします。
主演の大森南朋は本当にゲスな男なんですが、何処か要領の悪さや不器用さが目立ってしまう。あとは今までの彼がやってきたイメージもあってか、同情してみてしまった。
二人を中心に関わる人々も結局は色に溺れる。溺れながらも全てとしてない。全てとしてはないけど、他に何もない。そこにあるのは郷なのだろうか。
色々と考えれば深い映画になるかと思います。もしくは、色々と考えないでエロい映画として観るなら、それなりに楽しめます。
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- 感想投稿日 : 2017年5月14日
- 読了日 : 2017年5月9日
- 本棚登録日 : 2017年5月14日
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