3地域でほぼ同時で話は進んでいく。凶悪事件が起こり犯人はまだ捕まっていない。もしかして犯人ではないのと思わせる描き方をしている。共通するのはよそ者がその地域にやってくる。共通するのは過去を多く語らない。何かを背負っている。物語的には面白く観られました。ただ、犯人が分かると同時に3つの話でそれぞれに伏線的な事まで詰め込み過ぎて強引に話をまとめてしまった感がある。
最初に妻夫木と綾野のボーイズラブのシーンがある。(サービスショット)公開前の紹介ではこれが一番話題になったかも。さほどエロさは感じないし、話が進んでいくうちに、そのシーンもさほど重要ではないと思ってしまう。
ポスターの7人の俳優陣はそれぞれの話のメインになっている。もう一人、沖縄に出てくる男の子を入れても良かったのでは。最後にすずちゃんに起きた事件を告白してしまうのだろうか。彼も刑に服した後にすずちゃんに会うのだろうか。
その後がとても気になってしまった。たしかに7人と比べて役者的オーラもなく、演技的重厚感も今一つな感じはしたが、それがすずちゃんや森山を逆に引き立たせて、その後が余計に気になってしまうのではないのだろうか。
メインの7人は主演クラスだけあり、演技的には見応えを感じました。
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- 感想投稿日 : 2019年5月16日
- 読了日 : 2019年4月19日
- 本棚登録日 : 2019年5月16日
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