雨のかおりが、湿度が、嫌な感じのせずひんやりと物語を漂っている。
詩史がそう望むなら、たとえ月が二つでてもおどろかない。
少年らしいあどけなさがあって、それでいて大人のように全身で愛しているのだなと感じた。
詩史と透がほんとうに好き。
江國香織さんの作品を読むと、ひとりでいたいと思うし、人のことを胸が捩れるほど愛したいとも思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月22日
- 読了日 : 2022年2月22日
- 本棚登録日 : 2022年2月22日
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