どれもひじょうにアクの強い韓国映画を見てきた身にとっては、正直、この映画はとってもぬるい展開で「うーん、どうなのよ?」とか思ってみていましたが、しかしエンディングに近づくにつれ「ああ、これは王道で勝負してるのか。それじゃ、こういうのでいいのかもしれない」と納得したのであります。
村人と戦士という関係性は、まさに「七人の侍」を下敷きにしたものであるのだろうと思います。しかし、今回は村人のほうは戦士達に防衛を依頼するわけではなく、戦士が勝手に村を守る決意をしてしまうという、ひとひねりした設定がひじょうにうまいなぁと思いました。
この映画では描かれていないのだけど、あのかわいい白痴の女の子はきっと衛生兵が救っていると思うよ。そうじゃないと、彼が衛生兵である設定は意味がないと思うもん。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
非ホラー部門
- 感想投稿日 : 2013年2月25日
- 読了日 : 2013年2月25日
- 本棚登録日 : 2013年2月25日
みんなの感想をみる