言ってみればこの映画は往年の大歌手がセルフカバーアルバムを作っているようなもので、そこを面白いとみるか、老残とみるかで印象が違ってくると思います。私はだいたいは許せるんですが、アンソニー・ホプキンスだけは悪のりしすぎだろうと思いました。だって、ハンニバル・レクターそのまんまなんですもの。
物語自体はあまりにも詰め込みすぎで、あと30分くらいは削ってほしかったとは思います。そもそも役者があまりにも濃い人ばかりですからお腹いっぱいになってしまうのは否めないところです。
でも、まあ私自身はイビョンホンの切れ芸を観られたのでそれで満足ではありますね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
非ホラー部門
- 感想投稿日 : 2013年12月6日
- 読了日 : 2013年12月6日
- 本棚登録日 : 2013年12月6日
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