泣いて、笑いました。
ベタにエイプリルフールにこれを観ようと決めていたので、満足な作品で本当良かった!
伏線を張った、機密なプロットにこだわる古沢さんらしく、ハチャメチャでもなぜかまとまってしまう古沢マジックがこの映画でもしっかりとかかっていました。
登場人物はコミカドやデートの2人みたいな極めて変人は出てこないです。
普通かちょっとだけ変なおバカな人の日常が
一つのイベントに関わりながら様々な奇跡を起こす、言うなれば日本版、バレンタインデー的な感じでしょうか。(ラブアクチュアリーほど高尚な感じではない。)
ハチャメチャだけど、ベタなハートフルさで終わらせてくれます。
キャスティングも完璧ですが、個人的に松坂桃李さんの演技が良かった。
確か、爽やかイケメン系だったはずですが、劇中は本当のクズ男に見えますので松坂桃李ファンの人はご用心です。
もちろん、俳優陣は豪華ではありますが、小沢良太脚本という看板で集客力が出せる、ここまでの一般認知度の脚本家は久々なかんじなので、面白い作品がこれからもドンドン出てくるか期待してしまいます。
少し前まで三谷幸喜さんだったこういうオムニバス的なジャンルは、今後は日本では古沢良太さんが担っていくんではないかなと期待してしまう一作でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コメディー 映画
- 感想投稿日 : 2016年1月14日
- 読了日 : 2016年1月11日
- 本棚登録日 : 2016年1月11日
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