満洲から高知の田舎へ引き揚げてきた夫婦 (要・綾子)の話
都会育ちの嫁が 女手一つで家を守ってきた姑に厭味をチクチク言われながら農家の嫁として調教されていく。
旦那は母の言いなりで役に立たず酒に逃げていく。(働き者なんだけどねぇ)
実家は戦災にあい没落。
主人公は肺結核を患い死期を悟りつつも現実を直視せず。
何が衝撃って 嫁VS姑の話かと思いきや 終盤これといった説明もないまま わずか1行で離婚・再婚って・・・
しかも逃げる様に上京・・・
この人 どうやって生きていくのかしら・・・
血の繋がらない親子愛は 何となく伝わってきたけど、主人公の思考回路にまったく共感できなかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年5月28日
- 読了日 : 2009年5月28日
- 本棚登録日 : 2009年5月28日
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