建築家の著者が「家を建てる」際の色々を綴ったもの。
設計するプロとして、「高い買い物なんだから雰囲気で選ぶな」と終始声を大にしている。「綺麗なリビングを作りさえすれば、絵に描いたような団らんが完成すると思ってませんか?」等々、なるほど~と思うあれこれが、軽妙な語り口で綴られている。「あ~あ」と頭を抱える著者が見えるようで、面白い。
91年前後の話だろうけど、たぶん、今でもそれほど状況は変わってないんじゃないだろうか。建てたことないのでわかりませんが。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
建築の類の
- 感想投稿日 : 2012年4月23日
- 本棚登録日 : 2012年4月23日
みんなの感想をみる