いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと

  • 英治出版 (2009年4月7日発売)
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本棚登録 : 488
感想 : 53
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読み終わった。

TFAを立ち上げた人の創設から発展までの話し。
前半は、財政難に陥って大変だったことがつらつらと書いてあって、後半にやっと教育の話とかビジョンの話とかが出てくる。

新卒の大学生がパッションだけ持って立ち上げてきたことは凄い伝わってくるし、試行錯誤して周囲の支援を得ながら発展してきたことが伝わってくる。どちらかというと、TFAのマネージメント側の話が多かった。

ただ教育現場の話とか、子供たちがどう変化したかとか、どう授業を進めていたかとかそういう話は出てこないのでちょっと残念だった。

文章の進め方も、わりと結果が書かれていて、どういう想いがあったかとか、意思決定の場の思考回路とかが読めなかったから残念。色んなことが詰め込まれすぎていて、1つ1つの話しの情景を思い浮かべるのは結構難しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年1月16日
読了日 : 2012年1月16日
本棚登録日 : 2011年12月28日

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