引きこもり公主・朧月の専属珍獣調教師?と化しているはずの蒼刻のぶっとび発言。だけど驚く間もなく、事態はますます深刻に……。黄巾賊の隠された重大な役目とそれにまつわる深い過去を解き放つべく、そして神華国を黄帝から守るため、引きこもりの意地にかけて朧月が立ちあがる!? そしてこちらも限界いっぱいの蒼刻といちゃこら状態に突入できるか──!? いろいろ極限! のシリーズ第7弾!!
一先ず再会できた喜びをかみしめたところで、まさかの国レベルの危機!?
ちょっ、この話ってそこまでの大事だったの!? ただの悪質な一族討伐話だと思ってたのに。
満を持して登場した長男の張角が物凄いいいキャラしてて、すごい気に入った。
確かに静心兄様に似てるけど、彼とはまた違った魅力がある。
張宝が実は操られているだけだったという展開は少し拍子抜けしたものの、いい兄弟愛が見れたのでおおむね満足。
久しぶりにかなり切羽詰まった一大バトルになったので、二巻あたり思い出した。
それにしてもかつて封印するしかできなくて、何代にも渡って張角達が日陰者になりつつ必死に封印維持するのが精一杯だったらしいのに、まさか倒してしまうなんて…。
これ本来なら国を挙げて歓喜するとこだよね、誰も知らなかったけど。
さり気なく戴青兄さんもいたのにはびっくりしたけど。あの人は結局どこまで知っていたんだろう?
それに朧月のお母さんも…。いやお母さんのフリをしてたのか? 意味深なこといってたなぁ。
張角は本当にいいキャラだっただけに、惜しい。もう出てこないんだろうか…。
何はともあれ黄巾族編も終わったし、次巻は心機一転で蒼刻の実家にご挨拶っぽいから、恋愛方面で楽しみ。
- 感想投稿日 : 2014年8月28日
- 読了日 : 2014年4月4日
- 本棚登録日 : 2014年4月4日
みんなの感想をみる